チャイルドシートいつからが着用義務?どれを買えば良いの?

ご家庭で車を使用されているパパママの必需品「チャイルドシート」
これって何歳から乗せるの?首が座ってない時期に乗せても大丈夫?もし違反したら罰金?どんな場合は使用義務が免除されるの?どんなチャイルドシートを買えば良いかわからない…。

そんなチャイルドシートに関するさまざまな疑問をまとめてみました☆
まずはチャイルドシートの必要性・目的や使用義務についてご紹介します。

チャイルドシートの必要性

2000年4月からチャイルドシートが義務化され、幼児が自家用車に乗る際には使用しないといけないとわかっていても「安全運転をするから大丈夫」「子どもが嫌がるから」「近くまでだし使うのが面倒」などと思ってしまう方も少なくないかもしれません。
今の親世代は自身が子どもだった時にはチャイルドシートはまだなかったため、その必要性についてピンと来ていない人、不思議に思う人もいるようです。
実際に、子供がチャイルドシートに乗らずに座席に座っていたり、車内でうろうろしていたり、立って遊んでいたりという場面も見かける事がありますが、そういった状況でもし急ハンドルや急ブレーキを行うと、大切なお子さんが危険な目にあう事になってしまいます。
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2015年の警察庁とJAFの合同調査では、全国のチャイルドシートの使用状況は6歳未満の子どもで使用率は64.2%と、年々使用率は上がってきているものの安全意識はまだまだ低いと言えます。
参照:チャイルドシート使用率

事故と言うのはいつ起きるかわかりませんし、万が一の時には非常に大きな衝撃がかかり、速度によっては体重の数倍の重力がかかると言われています。
ですので、当然ながら抱っこではその大きな衝撃からお子さんを守ることができず、車内のダッシュボードやフロントウィンドウにたたきつけられたり、エアバッグによる衝撃を受けてしまう可能性があります。
エアバッグの膨張速度(エアバッグの膨らむ速さ)は時速100km~300kmに達すると言われており、エアバッグが膨らむときに車に乗っている人が、擦過傷(かすり傷)、打撲傷、骨折、火傷等の被害を受ける場合があります。
このため、チャイルドシートを着用しなかったり、使用上の注意事項を守らないと大きな被害を受ける可能性も充分にあります。
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参照:エアバッグ 国土交通省

子供も大人と同じシートベルトではダメなのでしょうか…?

大人用のシートベルトは身長140cm以上で有効となるよう作られており、これを子供が使用すると、ベルトで遊んだり首にさしかかる絡まるなどの危険があります。
このため、すべての赤ちゃん・子供にチャイルドシートが必要となりますので、チャイルドシートの重要性を軽視せず「お子さんの安全」を一番に考えましょう。

チャイルドシートの着用義務年齢はいつからいつまで?

チャイルドシートは産後、病院・クリニックから退院する際にマイカー等自家用自動車で帰宅予定の方は、退院までに必ずご用意ください。
チャイルドシートの着用義務の対象は、6歳未満のお子様と道路交通法に定められており、生まれてすぐの新生児もこれに該当します。
(道路交通法第71条の3第4項 2000年4月1日施行)
上記定めの通り、新生児であってもマイカー等自家用自動車を利用する場合にはチャイルドシートを使用しなければなりません。
妊娠期間中に忘れずにチャイルドシートを用意しておくようにしましょう。

チャイルドシートを使わなかったら法律違反?罰金はあるの?

チャイルドシートを使用しなかった場合、座席ベルト着用義務違反と同様に、「幼児用補助装置使用義務違反」で違反点数が1点付加となります。
ただし、罰金はありません。
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チャイルドシートの着用義務の免除は?

チャイルドシートは、6歳未満の子供すべてに着用義務がありますが、どうしても使用が難しい場合が出てくると思います。
以下の場合は着用義務が免除されます。

着用義務が免除される条件
・車の構造上、座席にチャイルドシートを固定させる事ができない場合(幼児専用の座席になっている幼稚園や保育園の送迎バスなど)
・定員内の乗車であり可能な限りのチャイルドシートを設置するが、乗車する子供の人数のほうが多く、子供全員にチャイルドシートを使用すると全員が乗車できなくなる場合
・病気やケガ、障害によってチャイルドシートの使用が子供の健康を妨げる危険性がある場合
・著しく肥満している、その他乳児の身体の状態により適切にチャイルドシートを使用させることができない場合
・バスやタクシーなどなどの旅客となる場合
・運転者以外の者が、チャイルドシートに座らせたままではできない授乳やおむつ交換などの世話を行う場合
・応急救護のため、医療機関や官公署などに緊急に搬送する必要がある場合
・6歳未満でも身長が140cmを超え、適切にシートベルトの着用でも安全が確保できる場合

チャイルドシートの正しい装着方法

チャイルドシートは後部座席に取り付けましょう。
助手席への設置は交通事故のとき、エアバッグの衝撃が非常に危険となり窒息などの可能性もあります。
(エアバッグの衝撃については上述の通りで、さらにエアバッグは大人に対応した安全装置として作られています。)
子供にとっては助手席の方が視界が広がるため、チャイルドシートを嫌がりにくいとは思いますが、もし運転中に子供が助手席で泣いてしまった場合、運転者が運転に集中できず危険な場合もあります。
事故時の助手席の死亡率が高いことは統計にも出ているので、必ず後部座席に取り付けるようにしましょう。
また、JAFの調べによると、「取り付けが間違っているのは6割以上」「座らせ方が間違っているのはおよそ4割」です。
取扱説明書に従って設置し、左右前後に力を加えても動かないようにしっかりと固定できているかも確認してみましょう。
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チャイルドシートのタイプ

チャイルドシートも種類が色々で良くわからないと言うパパやママも多いかと思います。
実際に私もどんなチャイルドシートを買えば良いのか悩んで、口コミや購入者の評価をみてみたりと探しまわりました。

チャイルドシートには2012年施行の安全基準で定められる5段階のグループがあります。
グループ0 :体重0~9kg 新生児~およそ生後9カ月頃まで
グループ0+ :体重0~13kg 新生児~およそ生後15カ月頃まで
グループ1 :体重9~18kg およそ9カ月頃~4歳頃まで
グループ2 :体重15~25kg およそ3、4歳頃~6、7歳頃まで
グループ3 :体重22~36kg およそ5、6歳頃~11、12歳頃まで

これをわかりやすく記載すると下記のようになります。
【新生児・乳児用ベビーシート(グループ0、0+)】
乳児期は首がすわってないため、事故の衝撃を和らげるため後ろ向きに使用する「シートタイプ」と横向きに寝かせて使用する「ベットタイプ」とがあります。
装着を外せば、キャリーやラックとしてそのまま使用ができるものもあります。

【幼児用チャイルドシート(グループ1)】
幼児の首がすわり、自身で座れることが使いはじめの目安で「進行方向の前向きシート」として使用します。
車のシートベルトで座席にしっかり固定をするタイプのチャイルドシートです。

【学童用ジュニアシート(グループ2、3)】
「座席を上げて背の高さを補う」、「腰ベルトの位置を子供の臀部に合わせる」ことによって大人用のシートベルトを直接子供に使用します。
背もたれ付きジュニアシート、座面だけのブースターシート2種類のタイプがあります。

このように、一般的にチャイルドシートと言われているものもいくつかのタイプがあります。
チャイルドシートを用意する際に、どのタイプを購入するか迷うと思いますが、ご家庭のライフスタイルや用途・目的、重視したい点をしっかり検討しておく事が大切になってきます。

例えば、パパの車にもママの車にも1台づつ設置したい場合や、子供は1人だけと計画する場合は、新生児から義務年齢を終えるまで使用できるチャイルドシートを選ぶのがオススメです。
また、コスト面・安全性・クッション性・コンパクト性・通気性・回転式・長く使用できるものなど、ご家族と相談・理解して購入すると良いでしょう。
月齢によって買いかえていく場合は、お子さんの体型にあったシートを選びましょう。
また、国土交通省の安全基準をクリアしたチャイルドシートには形式指定や型式認定のマークがついているので、車内でのお子様の安全を一番に重視し、ここも確認しておくことをオススメします。
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まとめ

「捕まるから使用する」、「減点になるから使用する」と言う意識ではなく、子供の安全を考えてチャイルドシートを使用するようにしましょう。
例え事故ではなくても、急ブレーキをかけた場合にも子供の身体は浮き飛んでしまいます。
何かあってからでは遅いので、後悔しないようにしっかり選び、正しく使用するようにしましょう☆


参照:国土交通省チャイルドシートコーナー