赤ちゃんのお口のケア☆歯みがきはいつから?どうやって?

初めての育児の場合、赤ちゃんのお口のケアはどうやってするのか悩むパパママも少なくないのではないでしょうか。

歯みがきをすると言っても、いつから始めたら良いのかわからない。
まだ歯が生えていない段階でのケア方法もわからない。
数本しか生えていないので、どのように磨いたら良いのかわからない。
赤ちゃんの大切な歯が虫歯になったら困る。

などなど…。

歯が生えてき始めた赤ちゃんをみると、パパママは赤ちゃんの成長を実感し嬉しく思う一方で、上記のような歯みがきの時期や方法などの疑問や心配事が出てきます。
今回は、赤ちゃんのお口のケアを始める時期や方法、唾液線マッサージなどをご紹介していきます。


赤ちゃんのお口のケアはいつから?

赤ちゃんの歯は、個人差がありますが、生後5~8ヶ月頃から生え始めることが多く、2~3歳で全ての乳歯が生えそろいます。
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一般的な生え方で言うと、6~9カ月頃に下の前歯が生え、9~10カ月頃に上の歯が生えます。
その後11カ月~1歳頃に上下前歯4本が生える事が多いようです。
(生える時期や順番は赤ちゃんにより個人差が大きいので、上記の通りではなくてもあまり心配しなくても問題ありません。早い子は3.4カ月、遅い子は10カ月頃に生えてくる事もあります。)

歯が生えていない赤ちゃんは「歯」がないので、歯みがきなどのケアがなくてもむし歯にはなりません。
この頃の赤ちゃんの主な食事は母乳やミルクなので、唾液の力で口内は充分清潔を保てています。

では赤ちゃんのお口のケアはいつから始めたら良いのでしょうか?
ケアをスタートする時期は歯が生え始める頃です。

いきなり歯ブラシを使うと、歯みがき嫌いになってしまう事があるので、まずはガーゼや綿棒などを使って歯・口内を拭くことからスタートします。IMG_7015

特に下の前歯は唾液による自浄性が高く、むし歯になりにくいところなので、歯が生えたからと言って、すぐ歯ブラシでしっかりみがく必要はないと言われています。


歯ブラシ以外でのお口のケアの仕方

離乳食を食べ始める時期になると、口の中に食べ物が残ったままになったりしないかと気になってきます。
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しかし、歯が生えていない状態や、歯が1.2本しか生えていない場合は、まだ歯ブラシは使いません。
乳歯は柔らかいので、歯ブラシで磨くことによって歯に傷がついてしまう事もあります。

歯ブラシは基本的に歯が4~8本ぐらいそ生えそろってきた時期から始める事が多いので、それまでは歯ブラシ以外の方法で赤ちゃんの口内をきれいにします。
その方法は下記です。

ガーゼ:お湯でしぼったガーゼで赤ちゃんの口の中をやさしくふきとる。

麺棒:ぬらした綿棒で歯の表面や隙間についた汚れや食べカスをふきとる。

市販の歯みがきシート:歯みがきナップなどで、赤ちゃんの口の清潔を保つ。

唾液腺マッサージ:マッサージで唾液を増やします。唾液が増えると、口の乾燥が予防できます。さらに唾液は口の中をきれいにし、消化も助けます。(マッサージの方法は後ほど紹介します☆)

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歯ブラシを使用する前に、赤ちゃんには少しずつお口の中のケアに慣れてもらうようにします。

また、離乳食を食べたあとはお水(お白湯)や麦茶などのお茶を飲ませて、口の中に残った食べカスを流す事で虫歯予防にもなりますし、口の中もさっぱりとします。
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お口の中のお手入れのステップ

次に、赤ちゃんの成長に応じたお手入れの段階をご紹介します。

1、歯が生える時期が近付いてきたら
 赤ちゃんをひざの上に仰向けに寝かせたり、かおや口のまわりのマッサージ、指で赤ちゃんの口の中を触ったりなどして、口の中を触られる事に慣らしていきます。
 また、口をあける事を嫌がる赤ちゃんもいるので、この時期からリラックスしながら口をあける練習をしていくのも良いでしょう。

2、前歯が少し見えてきたら
 湿らせたガーゼや麺棒、歯みがきシートなどで、赤ちゃんの口の中をやさしくふいてあげましょう。
 離乳食のあとには、お水・お茶などで口の中に残った食べカスを流す習慣をつけるのもオススメです。 

3、上下の歯が生えはじめてきたら
 ガーゼ磨きなどが中心だったケアを、少しずつ歯ブラシに慣らしていきます。
 まずは歯ブラシをちょんとあてる程度からスタートし、赤ちゃんの機嫌が良い時に徐々に歯ブラシの感触に慣らしていきましょう。
 この時期は歯をしっかり磨くというよりも、「歯磨きに慣れさせ習慣づける」ことが目的となります。

4、上下2本ずつの歯が完全に生えたら
 この時期は離乳食も進み、歯に食べカスが残りやすくなります。
 下の歯は唾液によって自浄作用が高いですが、上の歯は唾液が届きにいため汚れが落ちにくい状態なので、この頃には歯ブラシ磨きが重要になってきます。


ケアの注意点

・赤ちゃんのお口の中をキレイにする際には、パパママの手指も清潔を保ちましょう。
・口の中を触られたり、異物が入るのを嫌がる赤ちゃんは多いので、無理はせずに赤ちゃんが嫌がったらやめましょう。
・赤ちゃんの歯みがきに歯磨き粉は使いません。(歯磨き粉はうがいができるようになってからにしましょう。)


お口のケアの回数は?

まずは1日1回、夜寝る前にお口のケアをする習慣をつけます。
眠っているときは唾液の分泌が低下し、むし歯菌が繁殖しやすくむし歯になりやすいので、寝る前の歯磨きを習慣づけることが大切となってきます。

ケアを嫌がるときは、無理やりケアを続ける事は控えましょう。
歯みがきなどのケアが嫌なものと思ってしまうと、歯みがきの習慣をつけるどころでは無くなってしまいます。
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楽しく口内ケアができるように機嫌が良いときを見計らったり、充分スキンシップをとってからにしたり、絵本や動画を見せてから磨いてあげたりすると良いでしょう。
パパ・ママが赤ちゃんのお口の中をガーゼなどでふいている間に、赤ちゃん用の歯ブラシを持たせておくのも、歯ブラシ慣れには効果的です。

赤ちゃんが歯みがきに慣れてきたら1日3回、朝・昼・晩の食後に磨くようにしましょう。


赤ちゃん用の歯ブラシって?

赤ちゃん用の歯ブラシはドラッグストアやスーパー、インターネットなどでも購入できます。
例えば下記のように、赤ちゃんの月齢に応じた歯ブラシが販売されています。
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赤ちゃんが歯ブラシを口に入れ過ぎて危なくないように、のど突き防止の安全ガードがついているので安心です。
実際にこの歯ブラシを触ってみると、見た感じより相当柔らかいです。
赤ちゃんの歯や歯茎は繊細なので、赤ちゃん用の歯ブラシは非常に柔らかく作られていて、赤ちゃんの口の中を傷つけないように作られているようです。

うちでも使ってみましたが、最初は「美味しくない、苦い!」みたいな表情をしました。
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最初はこのように嫌がったりすると思いますが、無理せず少しずつ続けて、歯ブラシに慣らしていきましょう。


唾液腺マッサージってどうやってやるの??

唾液腺の場所は下記です。

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1、2、3の順番で赤ちゃんの唾液腺をマッサージしてみましょう。

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耳下腺をくるくるマッサージします。

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次に、顎下腺を親指で押します。

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最後に、舌下腺もぐーっと押します。

マッサージをしていると、口の中に唾液が出てくるのがわかります。
この唾液腺マッサージは赤ちゃんだけでなく、大人にも効果的です。

参照資料:大津市保健所健康推進課 歯科担当


ご家族も口腔ケアを

むし歯を作るばい菌は、赤ちゃんと接触する機会の多いパパママなど、家族から「唾液」を通じて感染すると言われています。
親子で安全にスキンシップを楽しむため、むし歯菌の感染を予防するために下記の事を注意しましょう。

・大人が使用したスプーンやお箸、コップなどの食器を洗わずに、そのまま赤ちゃんに使用する事は控える。
・大人が口にしたもの、噛んだ食べ物などを赤ちゃんに与えない。(口うつしNG)
・家族でむし歯がある人は治療し、家族みんなでむし歯の予防を心がける。

ただし、感染を恐れすぎず、ほおずりなどのスキンシップは積極的にしていきましょう。
感染源となる家族の口の中のむし歯菌を少なく保つ事が、むし歯予防に効果的です。


以上、赤ちゃんのお口のケアについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
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お口のケアが楽しい時間となるように、パパママも赤ちゃんとのスキンシップをとりながら、赤ちゃんの機嫌もみながら行うようにしましょう。
赤ちゃんの歯は乳歯と言えど、むし歯になってしまう事なく、大切にケアしてあげたいですね☆