陣痛に種類があるの?その違いや見分け方は?

妊娠後期、そろそろ赤ちゃんを迎える予定日が近づいてくると、もうすぐ赤ちゃんに会える喜びも感じますが、お産の際の「陣痛」がどのように始まるのか、その痛みはどれほどのものかを不安に感じるママも少なくないのではないでしょうか。
今回は、陣痛とは何か?、陣痛の種類、兆候、痛みなどについてご紹介していきます。


陣痛とは??

お産が始まると、赤ちゃんを「子宮」、「子宮頚部」、「産道」を通ってお腹の外に産み出すために、子宮は規則的な収縮を繰り返します。
この子宮収縮の際に伴う痛みのことを「陣痛」と言います。
その始まりは不規則な痛み(生理痛のような痛み)やお腹の張りからスターとしますが、だんだんと規則的な痛みに変わっていき、痛みも徐々に増していきます。
陣痛は一度始まったら出産が終わるまで続きます。
「赤ちゃんが出てきたら、もうこれで陣痛は終わった…。」と思うママも多いかもしれませんが、実はお産が終わった後も陣痛が起こります。
これは「後期陣痛」と呼ばれ、胎盤を摘出する際に必要な痛みなのです。
生理痛のような痛みで、私は日ごろあまり生理痛がなく、このような痛みに慣れていないので結構痛く感じました。
助産師さんが「どうしてもお腹が痛いようだったら言ってくださいね、お薬出しますから。」と言ってくれたので、即お薬(ロキソニン)をもらいました。笑
個人差はありますが、後期陣痛は出産後2~3日間続き、長いと1週間くらい続く場合もあるようです。
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陣痛のメカニズムって?

陣痛が起こる仕組み・原因ははっきり解明されていませんが、出産予定日が近づくと、妊娠を維持する「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が減少し、子宮の中で赤ちゃんの位置が下がってくることによって、子宮収縮を促すホルモンである「オキシトシン」や「プロスタグランジン」が分泌されて陣痛が引き起こされるのではないかといわれているようです。

このホルモンが子宮を収縮させ、子宮頚部を柔らかくし、赤ちゃんが産道を通る手助けをするようです。
陣痛は想像を超える痛みです。子宮の収縮や赤ちゃんが産道を通る際に激しい痛みを伴いますが、この痛み(陣痛)は赤ちゃんが生まれてくるために必要なものなのです。
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陣痛の種類

実は陣痛には「前駆陣痛」と「本陣痛」と呼ばれる2種類があります。
・前駆陣痛
お産の際に赤ちゃんの通り道となる子宮下部や子宮頸管を柔らかくするときに痛みを伴います。その痛みを前駆陣痛と言い、陣痛の本番のための予行練習のようなものです。
前駆陣痛の痛みは、強かったり弱かったりと痛みの度合いが不安定で、痛みの間隔も規則的ではありません。
この前駆陣痛の段階では、分娩にはつながらないため「偽陣痛」とも呼ばれています。

・本陣痛
本陣痛とは、正式には「分娩陣痛」と言います。
こちらは、今までのお腹の張りや前駆陣痛とは異なり、激しい痛みを伴います。
本陣痛が始まると子宮口が広がり、子宮が強く収縮します。
そのため規則的な痛みを感じ、痛みの間隔もどんどん短く、痛みも強くなっていきます。
この時に陣痛の間隔を計ることで出産が近づいてきていることがわかります。

この前駆陣痛と本陣痛、初めての出産のママはわかりにくいかもしれません。
「陣痛の痛みの間隔が10分間隔になったら病院に来て(連絡して)くださいね。」と言われていたので、病院に駆け込むと「まだ本陣痛ではないので。」「子宮口が開いていないので。」と、一旦自宅に帰らされるケースもあるようです。
私の知人も2人、初産の際にそのような経験をしています…。

前駆陣痛の後にすぐ本陣痛が始まるママもいれば、前駆陣痛を感じてから本陣痛まで数日かかるママもいるようです。
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では、前駆陣痛と本陣痛はどうやって見分けたら良いのでしょうか。


前駆陣痛と本陣痛を区別するポイント

お腹に痛みを感じてきたら、特に初産のママは心配や不安になる方も多いかと思います。
痛みの感じ方には個人差もありますが、前駆陣痛と本陣痛の違いの見分けがつくと少しは不安が軽減されると思うので、見分けるポイントを押さえておきましょう。

前駆陣痛と本陣痛の違いを見極めるポイントは「規則性があるかどうか」です。
前駆陣痛は時間が経過しても、規則的には現れてきません。

私も生理痛のような痛みを感じだしてから、痛みの間隔を計ったりしてみましたが、前駆陣痛の場合は、痛みが終わるタイミングが定かでなかったりしました。
痛みが最後消えていくような感じも何度もありました。
前駆陣痛は陣痛だと気づかないママも少なくないようです。
しかし、本陣痛の場合は、痛みが規則的に起こり、徐々に痛みの強さや回数も増します。

また、痛みを感じる箇所の少し異なります。(感じ方は個人差があります。)
前駆陣痛はお腹の前部や下腹部に痛みを感じますが、本陣痛は下腹部からの痛みがだんだんと腰全体に広がっていきます。

陣痛が始まったとしても、落ち着いて対応できるように、前駆陣痛と本陣痛に違いを知っておくと良いでしょう。
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前駆陣痛の特徴
・痛みや間隔が不規則
・我慢できる程度の痛みで、生理痛や下痢などの体調不良時に似ている
・姿勢を変えると楽になったり、痛みがひく

本陣痛の特徴
・初産の場合は10分おき、経産婦は15分おきくらいに規則的に痛みが現れる
・痛みの間隔、強さがどんどん増し、痛みを感じる範囲も広がる
・姿勢を変えても痛みが楽になったり治まったりしない

上記のような、各々の陣痛の特徴も把握しておく事をオススメします☆
陣痛アプリなどを活用して、本陣痛に備えるのも良いでしょう。
私は下記のアプリを使用しました。

 
〔iTunes〕陣痛時計 – 出産準備に妊婦さん必携の無料陣痛アプリ(Simple Beep)


下記も知人が使っていて、使いやすかったようです。

 
〔iTunes〕たまひよの胎動 – 陣痛カウンター 【たまカウンタ】 (Benesse Corporation)

〔android〕たまひよの胎動 – 陣痛カウンター 【たまカウンタ】 (Benesse Corporation)


前駆陣痛から本陣痛に変わるのはいつくらい?

一般的に、前駆陣痛が始まると、しばらくして本陣痛に変わっていきます。
しかし、陣痛にも個人差があり、前駆陣痛が始まってから本陣痛に変わるまですぐだったママもいますし、前駆陣痛が始まってから、2、3日後に本陣痛に変わったと言うママもいます。
痛みの感じ方も人それぞれなので、中には前駆陣痛に気が付かなかったママもいます。
私の場合は、「生理痛のような下腹部の違和感が始まったな~。」と思って前駆陣痛から本陣痛に変わるまでは長い方だったのかなと思います。
と言うのも、破水しているのに微弱陣痛がずっと続いて、なかなか本陣痛が来ないまま12時間が経過し、結局「陣痛促進剤」を点滴して陣痛を後押ししたので。
(破水の場合は、膣からばい菌が入ってしまわないように、早めに分娩したほうが良いので本陣痛が自然にくるまでは待っていられませんでした。)

このように、前駆陣痛から本陣痛に変わるタイミングは人それぞれなのです。
前駆陣痛が始まったら、いつ本陣痛に変わっても良いように、しっかりと心構えをしてお産にそなえておきましょう☆
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