赤ちゃんへの果汁はいつから?どんな果物を使う?

離乳食が始まったら、赤ちゃんに果汁もあげて良いのかな?
お店には果汁用の哺乳瓶も売っているし、3カ月から・5カ月からと書かれた赤ちゃん用の飲料も売っているし…。
でも果汁をあげる時期や量、あげて良い果物の種類は?アレルギーが出やすい果物は??

そんな疑問だらけのママに、今回は赤ちゃんと果汁についてまとめてみました☆


そもそも果汁とは??

「果汁」とは、赤ちゃんの離乳食や水分補給のための飲み物です。
離乳食のスタートに、色々な味に慣れさせる意味で活用します。
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果物をそのまま絞った果汁100%の飲み物のことで、加熱処理や砂糖などの甘味料で味つけをするなどをしたジュースとは区別されています。


赤ちゃんに果汁は必要なもの?

赤ちゃんに果汁を与える考え方は、今と昔では変ってきています。

昔は、離乳食を始める前に、母乳やミルク以外の色々な味に慣れさせるために「果汁」を与えましょうとされていました。
(実際にうちの母も、0歳の孫のためにりんごをすりおろして、100%のりんごジュースを毎日作って飲ませてくれています。)
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特に栄養が今ほど豊富でなかった時代には、月齢が低いうちから果汁でビタミンや水分を補う傾向にあったようです。

しかし、昨今では赤ちゃんに果汁を飲ませるべき、という決まりは特になく、母乳やミルクから大抵の栄養はしっかりと摂れるので、果汁を飲まなくても支障はないとされています。

現在は昔に比べ、ママの食べ物(母乳の質)が変わってきたり、ミルクの成分も改良されてビタミンなどの栄養が豊富になってきました。
そのため、果汁で栄養補給をすると言うよりは、離乳食への第一歩としての認識が強いようです。
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現在の「果汁」への概念も人それぞれで、離乳食のスタートにと言う意見と、糖分を摂りすぎることを心配したり、味の薄い離乳食をあまり口にしなくなってしまうのではと言う意見の賛否両論があります。

うちは離乳食が始まる時期くらいから、絞ったリンゴジュースを約50ml(りんご1/2個)、お風呂上がりに飲ませ続けていますが、量が多いわりに糖分の摂り過ぎを気にしたことが無かったです…。汗
離乳食も進みが良いし、まぁいいか!と気楽に考えていますが、生後数ヶ月でも「味」がわかるようで、もう薄味のりんご飲料は怒って飲みません…笑。
与えすぎたと反省しています…。

これから、赤ちゃんに果汁をあげたいなと思っているママは後に記載する「果汁をあげるときの注意点」をぜひ参考にしてみてください☆


いつから果汁を飲ませる?

赤ちゃんに果汁を与える時期は、母乳やミルクの飲む量によっても個人差はありますが、生後5~6ヶ月頃から離乳食がはじまるので、その時期から果汁も始めてみるママが多いようです。
あまり母乳やミルクを飲まない赤ちゃんは、果汁を飲ませようと急ぐ必要はありません。
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生後4ヶ月以前はアレルギーを発症する可能性が高くなるため控えましょう。
(生後6ヶ月を過ぎてもアレルギーの心配がある場合は控えましょう。)

また、生後5~6ヶ月に離乳食の準備段階として果汁を与える場合、果汁を離乳食や母乳・ミルクの代わりに飲ませる事は避け、果汁は、離乳食や母乳・ミルクのあとに飲ませる様にしましょう。

この時期から無理に果汁を与える必要はなく、優先順位は離乳食となります。
果汁を与え過ぎると、甘みを覚えて離乳食や母乳・ミルクを飲まなくなることもあります。
赤ちゃんが果汁を飲まないようであれば、果汁にこだわらなくても問題ありません。


どうやって赤ちゃんに飲ませる?

最初はスプーンで少し舐めるくらいから始めます。
スプーンを使って口にものを入れると言う離乳食の練習にもなります。
はじめのうちは、大体1日に1回、スプーン一杯くらいを目安にするとよいでしょう。
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最初からコップや哺乳瓶で与えてしまうと、口に入る量も多くなってしまい、腸に負担がかかる場合があるので、まずはスプーンを使って赤ちゃんのペースで少しずつ慣らしていき、飲めるようになってきたら哺乳瓶などで試します。

汗をかいたお風呂上りや、散歩から帰ってきたときなどのタイミングであげると良いでしょう。


果汁にオススメの果物

離乳食の初期から赤ちゃんに与える果物は、私たちが日ごろから食べているような果物がオススメです。
例えば、りんご・バナナ・いちご・みかん・ぶどう・スイカ・梨などです。

・りんご
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特にりんごは赤ちゃんにあげやすい果物なので、果汁はりんごからスタートするママも多いようです。
りんごは果汁だけでなくすりおろしても美味しく食べることができる事や、1年中食べることができる果物なので、離乳食や果汁の定番の果物です。

りんごは赤ちゃんのお腹にも優しく、水溶性食物繊維の一種のペクチンが含まれているため整腸・便秘解消に良いとも言われています。
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」・「りんごが赤くなると医者が青くなる」と言うことわざがあるほど、昔から健康に良い果物として知られています。
お見舞いの定番にもなっていますし、風邪などをひいた時にはりんごを食べる人も多いようです。

りんごは比較的硬い果物なので、赤ちゃんにはすりおろした上澄みの汁からスタートしましょう。
りんごは、切ってから時間が経つと黒く変色してきてしまいます。
塩水に少しつけると変色を防げますが、赤ちゃん用なので塩分は控え、りんごを絞った(切った)ら早めに赤ちゃんにあげるようにしましょう。
また、りんごは傷みやすい果物ですので、傷んでいる部分は使用しないようにします。

・みかん
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みかんも赤ちゃんに与えやすい果物で、ビタミンCも多く含まれています。
みかんは、ものによって酸味などが強い場合もあるので、赤ちゃんに与える前に味見をしたり、赤ちゃんの様子を見ながら与えるようにしましょう。

みかんをあげる際の注意点としては、ビタミンCの摂り過ぎに気をつける事(1日の目安量40mgを超えないように)と、赤ちゃんの胃はみかんやぶどうなどの皮を消化できないので、薄皮をしっかり取り除いてからあたえるようにします。
参照:厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要 28ページ

・バナナ
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バナナは甘くて口通りも良いので赤ちゃんも食べやすい果物です。
果汁ではなくても食べやすい大きさに切ってスプーンであげる事もできます。
ただし、糖質が多いため与えすぎには気をつけましょう。


果汁や離乳食に使用する果物は新鮮で旬なものを選び、色々な果物にチャレンジするのも良いでしょう。
しかし、果物にもアレルギーがでやすいものもありますし、一般的にはアレルギーが出にくい果物でも、赤ちゃん一人一人にも体質があるので、アレルギー反応が出てしまう場合もあります。
初めて口にする果物は、まず薄めた果汁をスプーン1杯程度から、お腹や身体の状態・変化などを見て少しずつ進めましょう。


アレルギーが出やすい果物は?

果物の種類によっては食物アレルギーを起こすものもあります。
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果物の中で比較的アレルギーが出やすいとされているものは下記になります。
・キウイ
・もも
・メロン
・さくらんぼ
・パイナップル
・グレープフルーツ
・パパイヤ
・マンゴー
・レモン
などの刺激や酸味・苦みが強い果物です。

特にこれらの果物の果汁を初めて与える際は、熱を加えたあと少量からスタートします。
飲み終わった後はしばらく赤ちゃんの様子(アレルギー反応が出ていないか)を観察します。

もし、赤ちゃんにアレルギー症状が起こった時のために、小児科の診療時間内に初めての果汁を試してみる事をオススメします。
ただし、りんごやバナナ、ぶどうもアレルギーが出る事もあるので、果物を赤ちゃんに初めて与える際には慎重に与えるようにしましょう。


赤ちゃんに果汁をあげるときの注意点は?

・果汁は必ず与えないといけないと言うものではないので、離乳食を優先して、赤ちゃんの様子をチェックしながら与えるようにしましょう。

・離乳食期で、摂取してもOKと言う果物でも、赤ちゃんの体質によってアレルギーがでる場合があるので、最初は少量薄めからスタートし、赤ちゃんの変化を確認しましょう。
アレルギー反応がでやすいとされている果物(もも等)については、加熱してからあかちゃんにあげるようにしましょう。(生の果物を食べた時にアレルギー反応が現れやすいと言われています。)

・赤ちゃんに果汁を与えすぎると、離乳食を食べる量や母乳・ミルクを飲む量が減ってしまう可能性があるので、飲ませ過ぎには注意が必要です。哺乳瓶やコップでは飲ませる量が多くなってしまうので、最初はスプーンで飲ませる事をオススメします。

・自宅で果汁を作る場合には、手指や器具を清潔に保ちましょう。
器具(しぼり器・ジューサー・茶こし・ガーゼ等)は熱湯消毒や乾燥などで、細菌雑菌を防ぎます。


まとめ

赤ちゃんへの果汁は必要か、いつから与えるか?与える場合はどんな果物から始めたら良いかなどを記載してきました。

現在では果汁は不足した栄養を補うためと言うよりは、離乳食への第一歩や水分補給の意味合いが強く、赤ちゃんに必ず果汁を与えないといけないと言うわけではなくなってきています。

果汁を与える場合は、初めての果物は薄めたものを少量から与えるようにし、アレルギー反応などが現れないかを慎重に確認しましょう。
離乳食もそうですが、果汁の場合も初めて口にする果物を摂取する際には、万が一アレルギー反応がでた場合に迅速に対応できるように、かかりつけの小児科の診療時間内に与えるようにしましょう。

また、与えすぎてしまうと、果汁でお腹がいっぱいになったり、甘いものに慣れてしまって離乳食や母乳・ミルクをあまり口にしなくなる可能性もあるので、果汁を与える量はご家族で決めておくと良いでしょう。

果汁を与えるタイミングは、赤ちゃんが汗をかいた後などにオススメします。
散歩から帰ってきた後やお風呂上がりなどが良いかと思います。
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離乳食中や食後の飲み物は、果汁よりも麦茶やお白湯をオススメします。
大人でも食事中・食後は甘い飲み物よりも口の中がさっぱりする飲み物の方を好む方が多いです。
(うちの子供の保育園でも食事・おやつの時間には必ず麦茶がついてきます。)

最後に、市販でもベビー飲料は購入できますが、赤ちゃんへの果汁をご自宅で作られる場合は、新鮮な果物を使うようにし、手指・器具など清潔な環境で作るようにしましょう。
(うちで試してみたベビー飲料です。果汁は100%ではないですが、水分・電解質補給のためにお風呂上がりに飲んでいました。)
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以上、赤ちゃんへの果汁についてのまとめでした☆
ぜひ参考にしてみてください。