乳歯はいつからどんな順番で生える?みんなと違う場合はどうしたら良い?

他のおうちの赤ちゃんは乳歯が生えてきた。
なんて聞くと、うちの子はまだ歯が生えてこないなど心配になるパパやママもいます。

実際、友達の赤ちゃんは6カ月で歯が生えてきたけど、うちの子は8カ月で生えてきました。
しかも左右の歯で同じ時期くらいに生えてくるらしいのですが、うちの子は3週間近く経つ今も左の歯が1本…。

この生え方、大丈夫なのかな?
このまま左右対称じゃなかったり、生えてくる順番が違ったらどうしよう…。
同じ月齢の赤ちゃんは歯が生え始めているのに、うちの子は歯が生える気配すらないない…。
生まれたときから歯が生え始めている!?

など、赤ちゃんの成長を他の赤ちゃんと比べると、不安や疑問に思う事も出てきます。
初めての子供なら、なおさら歯が生え始める時期や生え方がわからず心配になるパパやママが多いと思います。
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赤ちゃんの寝返りやハイハイ、立ったり歩いたりと言う成長は個人差が大きいですが、同じように「歯の生える時期や生え方」も赤ちゃんによって違います。

今回は、乳歯はいつ頃生えてくるのか?その順番、歯が生え始める兆候などについてご紹介します。


乳歯が生えてくる時期

赤ちゃんの乳歯は、一般的には生後6~9ヶ月頃(早くて生後3ヶ月頃)に最初の1本目が生え始める事が多いと言われています。
そして2~3歳で乳歯が20本生え揃います。

しかし、赤ちゃんの歯が生える時期には個人差がかなりあり、1歳頃まで1本目がなかなか生えない赤ちゃんもいれば、ごく稀に生れた時から歯が生えている赤ちゃんもいます。

歯が生える時期が他の赤ちゃんに比べて遅いからと言って、あまり心配する必要はありません。
生え始めや生える順番は赤ちゃんによって個人差が大きいため、上記の時期は「目安」であって、焦ったり不安を感じたりしなくても問題ありません。

もし1歳半を過ぎても全く生えてくる兆しもなさそうで心配であれば、専門の小児歯科に確認してもらいましょう。


乳歯が生えてくる順番

赤ちゃんの乳歯は、基本的には下の前歯から生え始めますが、なかには上の前歯から生え始めたり、横から生える赤ちゃんもいます。
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下記に、一般的な生え方の順番を記載します。

-赤ちゃんの歯が生え始める順番-

【生後6~9ヶ月頃】 下の前歯2本が生えてくる(乳中切歯)
【生後10ヶ月頃】 上の前歯2本が生えてくる(乳中切歯)   → 計4本
【生後11ヶ月~1歳頃】 上下の歯4本が生えそろう(乳側切歯) → 計8本
【1歳6ヶ月頃】 奥歯4本が生えてくる(第一乳臼歯)     → 計12本
【2歳頃】 犬歯4本が生えてくる(乳犬歯)          → 計16本
【2歳6ヶ月頃】 奥歯4本が生えてくる(第二乳臼歯)     → 計20本

前歯から奥歯へと順番に生えていき、奥歯まで20本、生えそろうには約2年半くらいかかるのが一般的です。

これは一般的な順番なので、これよりも早くても遅くても特に心配する必要はありません。


受診が必要なケース

下記のような場合は、小児歯科を受診した方が良い場合もあります。

●歯が生えてこない場合
乳歯が生え始める時期は前述のように個人差が大きいので、「1歳になったけどまだ生える兆しがない!」と焦る必要はありません。

しかし、1歳半を過ぎても歯が生える気配がないようであれば、なんらかの問題・原因が見つかるかも知れないので、歯科医師に相談する事をオススメします。


●生まれた時から歯が生えている場合
ごく稀に、生まれた時からすでに歯が生えている赤ちゃんや、生後1~2ヶ月のうちに歯が生えてくる赤ちゃんもいるようです。

これは「先天性歯(魔歯)」と言われるものです。
一般的に歯が生え始める時期の乳歯と比べると、白くきれいな歯ではない(茶色がかっている)ことが多く、歯の表面のエナメル質は薄く、歯の根っこは未熟でもろいものです。
そのためグラグラ揺れたりして、自然に抜けることが多いようです。

先天性歯の障害としては、授乳のときに赤ちゃんが乳首を噛んで傷つけてしまい、ママが乳腺炎を起こす可能性が高くなる事や、赤ちゃんの舌の下面などに潰瘍ができる場合もあります。

先天性歯を見つけた場合は、できるだけ早く歯科で処置してもらいましょう。


●乳歯の生える順番が大幅にずれている場合
乳歯は前歯から奥歯へと順番に生えそろっていくのが一般的です。
生える順番にも個人差があるとはいえ、あまりにも変ったな生え方をしている場合も歯科で診てもらうことをオススメします。


歯が生え始める兆候

生後3~9ヶ月くらいの赤ちゃんのよだれの量が急に増えたと感じたら、これが乳歯が生え始める兆候です。
歯がはえてくる際に、歯茎がむずむずするようで唾液も増えます。

歯茎のむずがゆさや痛みが気になって、機嫌がわるくなったり泣いてぐずったりする事も多くなります。
これを「歯ぐずり」と言い、これが原因で夜泣きが増えたり激しくなったりすることもあります。
また、このむずがゆさから口にタオルやおもちゃ・自分の手などなんでも入れて噛んだり遊んだりする事も増えます。162f4c599ab52184e8275d7c798a92a3_s


乳歯のケア方法

赤ちゃんの唾液が増えてきたらそろそろ乳歯が顔を出すサインです。
赤ちゃんの乳歯のケア方法は月齢によって異なるので、初めての育児の場合はどうすれば良いか悩みます。

そんなパパ・ママはこちらのページも参考にしてみてください☆
赤ちゃんのお口のケア☆歯みがきはいつから?どうやって?

上の記事の、乳歯のケア方法の抜粋になります。
   ↓
1、歯が生える時期が近付いてきたら、赤ちゃんの口をあける練習を始めます。

2、前歯が少し見えてきたら、ガーゼや麺棒・歯みがきシートなどの練習を始めます。

3、上下の歯が生えはじめてきたら、少しずつ歯ブラシに慣らしていきます。
 
4、上下2本ずつの歯が完全に生えたら、歯ブラシ磨き・パパママの仕上げを習慣づけます。
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乳歯だからと言ってむし歯にはしない!

乳歯は永久歯に生え替わるまでの歯です。
後には永久歯が生えるからと言って、乳歯がむし歯になっても良いというわけではありません。
乳歯の健康状態は、後に生えてくる永久歯に影響を与えます。

もし、乳歯の段階でむし歯になってしまうと、永久歯もむし歯になりやすくなると言われています。
他には永久歯の歯並びや形、質が悪くなり、発音にも不備が出てしまうリスクがあるようです。

また、乳歯の役割としては、食べ物をかむ事以外にも、赤ちゃんの健康や顔周りの成長を促します。
乳歯はとてもデリケートでむし歯になりやすかったり、欠けやすいので、赤ちゃんの乳歯を健やかに保つ事はなかなか大変かもしれませんが、乳歯になんらかのトラブルが出てしまうと、栄養面でも影響を受ける可能性が高いので、かわいいわが子の乳歯は大切にケアしましょう。
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ただし、スキンシップのつもりと思って、親のむし歯菌を赤ちゃんにうつしてしまう事の無いようにも心掛けましょう。
パパママが口にしたもの(唾液のついたもの)を赤ちゃんにあげてしまわないように注意し、パパママも日ごろから口腔ケアを行いましょう。
本記事で紹介した「赤ちゃんのお口のケア☆歯みがきはいつから?どうやって?」の記事内にも、ご家族の口腔ケアについて詳しく紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。


まとめ


赤ちゃんの歯の生え始める時期や順番は個人差が大きいので、あまり心配せずに赤ちゃんの成長ペースを見守りましょう。
もし、1歳半頃になっても歯が生えてくる兆しが見られなかったり、赤ちゃんの歯に違和感を感じたりした場合は、医師に相談する事をオススメします。

乳歯については、短期間の一時的な歯と軽んじる事なく、大切にケアしていきましょう。
赤ちゃんの乳歯を守るため、パパやママも口腔ケアも積極的に行っていきましょう。