おなかの真ん中に正中線…原因は?消す方法は?

お風呂の時にふと鏡をみると、おへそを中心に上下の茶色い線が1本。
この正中線に気づいてしまって「今までお腹にこんな線は無かったのに!」と驚きと不安を感じるママもいらっしゃるのではないでしょうか。

ずっと線が消えなかったらどうしよう…。
マタニティフォトを撮ろうと思っていたのに…。
ケアの方法がわからないし、次に妊娠したらもっと線が濃くなるのかな…。

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そんな悩みをかかえているママ必見。
今回はこの正中線の原因や現れる時期、ケア方法などについてご紹介します☆

正中線とは??

「正中線」とは、妊娠するとお腹の真ん中(おへその上下)にできる茶色っぽい(黒っぽい)縦の線の事を指します。
これは、妊娠して初めてできるものではなく、男女関係なく生まれながらにしてみんな正中線はあり、それが色の濃さや太さによって目立つか目立たないかの違いと言われています。

妊娠するとホルモンバランスの変化により、皮膚を黒くするメラニン色素の分泌がとても多くなるため、本来は目立たないハズの正中線がくっきり現れて見えるようになります。
妊娠中に、乳首、脇の下、陰部などが黒ずんだり(色素沈着)しやすいのと同じ原理です。
個人差はありますが、産後ホルモンバランスがもとに戻る頃に消えていく(薄くなる)ママもいますが、なかなか消えないママもいます。

正中線はかゆみや痛み、凹凸などの、妊娠線のような症状はありません。
正中線と妊娠線は区別されており、正中線はメラニン色素が増えることで現れますが、妊娠線の場合は、急激におなかが大きくなる事で、皮膚の下にある真皮という組織がその伸びに耐え切れず断裂してできます。
正中線は出産後にホルモンバランスが元に戻るにつれて、徐々に薄くなって目立たなくなりますが、妊娠線は、一度できたら薄くはなりますが完全には消えません。


では、正中線はなぜ妊娠中に現れてくるのでしょうか。
その原因はいくつかありました。

正中線の原因は?

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■ホルモンバランスの崩れ
妊娠中はホルモンの変化によってメラニン色素の分泌が多くなります。
メラニンの分泌が多くなると、もともと持っていた正中線が黒ずんで目立つようになってしまいます。妊娠中は正中線だけでなく、シミや身体(乳首、脇の下、陰部など)の黒ずみが増えるのもこの理由です。
メラニン色素の分泌が、妊娠中に増えるのは「お腹の赤ちゃんを守るため」で、お肌を強くしたり体毛を濃くしたりと言う変化が起きます。
※「メラニン = シミ」というイメージがあり、お肌の大敵と思ってしまいがちですが、メラニンはお肌(正常な細胞)を紫外線から守ると言う大切な働きをしています。

■摩擦などのお肌へのダメージ
お腹が大きくなってくると、洋服との摩擦ができやすくなり、その刺激でお腹にメラニン色素が沈着して黒ずみができてしまいます。

■お肌の乾燥
妊娠中、産後はお肌がとても乾燥しやすい状態で、外からのダメージを受けやすくなっています。
乾燥したお肌は、固くなり黒ずみやすい肌質になっています。
妊娠前はそうでもなかったのに、妊娠してから「夏でもびっくりするくらいお肌がカサカサして、粉までふいて…。」と私も感じた事があります。
産後は授乳によって、ママの身体から水分出て行くため特に乾燥しやすい状態になります。


では、正中線はいつ頃目立ってきて、いつになったら薄く目立たなくなっていくのでしょうか。

正中線はいつから現れる?

正中線が現れるのは個人差がありますが、妊娠5カ月頃から現れるママが多いようです。
お腹の大きさやホルモンの影響が関係するので、5カ月より早く正中線ができるママもいれば、妊娠後期に出来るママもいれば、うっすらとしか現れず目立たないくらいのママもいます。

正中線はいつ消える?

出産後に少しずつ目立たなくなってくるとは言え、いつまで残るのか気になる方が多いと思います。
正中線が消える時期も個人差がありますが、ホルモンのバランスがもとに戻ってくる出産後半年から1年くらいで薄くなって目立たなくなってくるママが多いようです。

正中線ができにくい人って?

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先ほど述べたように、正中線が目立たないママもいます。
目立つ人と目立たない人はどう違うのでしょうか…。
私が切迫早産で入院していた時の切迫仲間(4人部屋)のうち2人は、おへそも黒っぽくなって正中線がくっきり現れていましたが、残りの2人は線は特に見当たりませんでした。お腹も全体的に黒っぽかったような?
(妊娠30~34週くらいの4人でお腹を見せ合ったんです…笑)

正中線が出来にくい人の特徴としては下記です。
■日焼けしにくい人
紫外線に当たっても赤くなって1日2日くらいで赤みがひき、黒く日焼けしにくいと言う方がいます。
そのような方は、メラニンが生成されにくい体質のため、正中線も出来にくいと言われます。
(お肌の色が白い方は赤くなって終わる方が多いのではないでしょうか。切迫仲間で正中線が無かった2人も色白でした。)
日に焼けやすい体質の人は、メラニンに対する反応が強く出てメラニンが多く発生するため正中線ができやすいと言われています。

■お肌の保湿ができている人・お肌の代謝が良い人
乾燥肌の人や肌荒れしやすい体質の人も、正中線が出来やすいと言われています。
日ごろから規則正しい生活習慣を送っていたり、お肌のお手入れをしている方は、お肌の代謝率が良い状態を保てます。
お肌の代謝が良くターンオーバーがスムーズに行くと言う事は、メラニン色素の排出が促進され、色素が沈着しにくいお肌が作りやすいと言う事です。

正中線の予防方法・ケア方法は?

■お肌を保湿する
お肌を乾燥から守るため、クリームやローション、オイルなどでケアします。
特にオイルは保湿力が高いので、お肌が乾燥しやすいママにはぴったりです。
妊娠中や産後はお肌が乾燥しやすいので、正中線のケアに限らずにお肌を保湿する事をオススメします。
保湿剤選びは自分のお肌にあった刺激の少ないものにしましょう。
無添加のものや天然成分100%のもの、正中線専用のクリームなどもオススメです。
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■お腹を温める
上述の通り、妊娠中や産後はお肌が乾燥しやすく、ダメージも受けやすくなります。
お風呂にゆっくり浸かって身体全体を温め、保湿し腹巻きなどでお腹を温めましょう。

■規則正しい生活習慣・食事
質の良い睡眠はお肌の新陳代謝を促し、ストレスも軽減されます。
赤ちゃんが寝ている間に一緒に寝るようにしたり、パパや周りの家族に協力をしてもらうなどして、しっかり睡眠時間をとるようにしましょう。
適度な運動も心地よい眠気をさそいます。無理のないリフレッシュ程度の運動もお勧めします。
また、バランスの良い(脂肪分や糖分を控えめの野菜中心の)食事も心掛ける様にしましょう。
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子育てをしながら、毎日バランスの良い食事を用意するのも大変な場合は、サプリメントなども活用してみるのも良いかと思います。
葉酸やビタミン類、亜鉛など積極的に摂るのもオススメです。
サプリメントは、妊娠中・授乳中でも影響がないとされるものを選ぶようにしましょう。心配な場合は医師に相談してから使用するようにしましょう。

■お肌に強い刺激を与えない
入浴時は手でやさしくお腹を洗うようにしましょう。
かたいタオルなどでゴシゴシと洗ってしまうと、お肌に刺激をあたえてしまいます。
また、正中線ができてしまった場合も、垢すりのようにこすってはいけません。

正中線のケアをしていたのに線ができてしまった!
産後もなかなか消えない!

正中線は、産後ホルモンの分泌量がもとに戻ると、自然に消えて行きますが焦らずに待ちましょうと言いたいところですが、どうしても早く正中線を消したいと言う場合は、レーザー治療などの方法もあります。
レーザーをあてる事で、お肌の再生をうながしキレイな皮膚に生まれ変らせる方法があります。
この場合は美容専門、皮膚科に問い合わせてみましょう。


まとめ


正中線は、ホルモンバランスの変化が原因なので、産後自然と薄くなっていきます。消えるまでは個人差があるので、心配になるママもいるかと思いますが焦らず気長に待ちましょう。
正中線が出来てしまったら消えるのに時間がかかるので、線が出来やすい出来にくいにかかわらず、妊娠中からしっかりケアをしていく事をオススメします。
妊娠中にもし線ができてしまっても、産後なかなか消えなくても、あまり考えすぎずにストレスをためないようにしましょう☆