赤ちゃんの歯に歯石が!虫歯にならないか心配…

赤ちゃんの歯が生えそろい出すころに気になってくるのが「歯石」。

前回の「歯ぎしり」に引き続き、デンタルシリーズです。
参照:葉酸HOUSE 赤ちゃんが歯ぎしり?その原因は?

今回は赤ちゃんの歯石について記載していきます。
ある日赤ちゃんの歯に歯石がついていて、驚きと虫歯などの心配をしたパパママもいらっしゃるのではないでしょうか。

うちの子どもは11カ月になる少し前(下の歯2本・上の歯1本)のころに、下の歯に黄色いものがついていました。
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「何か黄色いものがついている!」と気づいたときは、虫歯の不安が頭をよぎりました。
こんな小さい赤ちゃんでも歯に歯石ができるんだと思うとなんだかショックでしたけど…。
「毎日歯磨きはしているけど、やっぱり夜中のミルクがいけないのかなぁ…。」と考えてみたり。

ちょっと、歯ブラシやつまようしなどで歯石部分をこすってみようかなとも思いましたが、まだ11カ月、おとなしく口をあけてくれるわけでもないし、歯ぐきや柔らかい乳歯を傷つけてもいけないし、自宅での処理は控えました。
触りたくて仕方なかったですが…。

結局、歯石に気づいた数日後に「歯ぎしり」も始めたので、一度、歯医者さんに診てもらおうと思い、歯医者さんにいろいろ相談してきました。

歯石は大人ができるものと思ってけど、こんな小さな赤ちゃんにも歯石ができるなんて…と言う経験をした親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな私の経験をもとに赤ちゃんの歯石ができる原因や対策・ホームケアについてご紹介していきます。

まずは、「そもそも歯石とはなにか」からご説明していきます。

歯石ってなに?どうしてできるの?

歯石とは、歯の汚れ(歯垢(プラーク))に唾液中のカルシウムやリン酸塩が沈着して硬くかたまったもののことを言います。

歯石と歯垢(プラーク)はどう違うの??と疑問に思われる方もおられるかと思います。
歯石と歯垢の違いについては下記になります。

歯石:歯垢が元となってできます。
歯に付着した歯垢が取り除かれないまま放っておいてしまい時間が経過すると、やがて歯垢は唾液中にふくまれるカルシウムやリン酸塩の影響で硬い石のように石灰化します。
これを歯石と言います。
一度、歯石になってしまうと普段の歯磨きなどで取り除くことはできなくなってしまいます。
歯石がつきやすいところは、下の前歯の内側や上の奥歯の外側です。
siseki - http___clinica.lion.co.jp_oralcare_plague.htm
歯垢(プラーク):歯垢は食べカスのことではありません。
歯の表面に付着している細菌と代謝物の塊であり、白色または黄白色のネバネバしたものです。歯石とは異なり、歯ブラシなどで取り除くことができます。
歯に付着している細菌の多くは唾液によって流されますが、唾液の流れが悪い場所では増殖しやすく歯垢(プラーク)を作ってしまいます。
赤ちゃんのお口でも、よだれがうまく飲み込んだりできない時期など、唾液が口の中に溜まりとどまってしまっていると歯石ができやすい状態にあります。
歯垢(プラーク)がつきやすいところは、歯と歯の間や奥歯のかみあわせの部分、歯と歯ぐきの境目、抜けた歯のまわり、歯と歯がかさなっているところです。
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歯垢(プラーク)が歯石に変わる時間は、個人差もありますが2~3日と言われているようです。
毎日の歯みがきで歯垢を落とせば歯石がつくのを防止することができます。

参照:歯垢(プラーク)と歯石の落とし方|歯の健康基礎知識|ライオン – クリニカ



歯石をそのままにしておいたら?虫歯になる?

歯石を放っておくと、虫歯や歯周病、口臭の原因にも繋がるので、歯石のもととなる歯垢を取り除くことが大切になってきます。

赤ちゃんのお口の中には、もともと虫歯菌は存在しないので虫歯の心配はほとんどないと言われています。
家族と同じ食器(スプーン・おはし・コップなど)を使う、口移しでごはんを食べたり、キスをしたりすることで虫歯菌が赤ちゃんに移っていき増殖していくことがありますが、赤ちゃんは唾液分泌が多いため、虫歯菌(ばい菌)がお口の中で繁殖しにくいとされています。

歯石は、虫歯菌が繁殖しやすい場所(温床)にはなりますが、赤ちゃんの場合は唾液分泌が多いため虫歯菌は繁殖しにくい環境となります。


歯石ができてしまったら?

かわいい我が子に歯石ができてしまったら、心配で仕方ないパパママがほとんどだと思います。
もし、赤ちゃんに歯石ができてしまった場合は、歯医者を受診してみてもらいましょう。
パパママが赤ちゃんの歯石を取ることは控えましょう。赤ちゃんの乳歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性があります。

私が子供を歯医者に連れて行ったときは、歯石除去は数分で終わりました。
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歯科衛生士さんの膝に頭を置いて、向かい合わせの私が足をおさえると言う。
数分といえど、もちろん大泣きでしたけど…。
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歯石を取ってもらって、フッ素もぬってもらいました。

「早い子だと、歯石を取っても1週間くらいでまた歯石ができてしまう場合があります。3.4カ月に1度は来れたら来てくださいね。」と歯科衛生士さんから言われました。
ついでに聞いてみようと思って、「歯石があると虫歯になりやすいですか?」と尋ねると、「虫歯より歯周病になる可能性があります。」との事でした。

次は先生が部屋にきてくれたので、これはチャンスと思い色々聞いてみました。
「赤ちゃんに虫歯菌がいないって本当ですか?」
赤ちゃんの虫歯や歯石などを調べるために、いろんなホームページをみていると、「赤ちゃんには虫歯菌はいない。唾液が多いから大丈夫。」みたいな事が書かれていたりするので、本当かな?と思って聞いてみました。

先生の答えは「歯が生えだしたら、虫歯菌はいると思ってください。」との事でした。
「確かに、歯が1本もないときとは違うしなぁ…。」と思いました。
「歯石ができるということは、できているつもりでも歯磨きで磨き残しがあったということなんですか?」とも聞くと、そうであろうという回答でした。

残念。私。
歯磨きをしっかりしているつもりでも、まだ甘かったんだなと思いました。
定期的にお口の掃除に連れて行こうと思いました。


では、歯石を予防するために、どんな対策はどうしたら良いのでしょうか?

歯石の予防・対策

◆歯とお口のケア
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まず第一に重要なのが、お口の中に食べ物・食べカスを残さないことが大切となってきます。
特にミルクを飲んだあとや離乳食を食べたあとは注意を払いましょう。
食後はお茶やお白湯などを飲ませてお口の中の食べかすなどを洗い流すことをこころがけるようにしましょう。

また、食後には歯ブラシや、ガーゼ・歯磨きナップなどで歯磨きをしましょう。
無理やりにならないように磨くのは結構大変ですが、うちはパパママも一緒に歯磨きしている姿を見せながら、歌を歌いながら、歯ブラシをちょんと口にあてたり離したり遊び感覚で行ったり、鏡で自分の姿をみせながら行ったりといろんな方法を試しました。
歯磨きが終わったら上手にできたことを褒めるのも大切です。


◆食事内容・食生活習慣
赤ちゃんは甘いものが大好きですが、お砂糖の多いお菓子や飲み物を与えすぎすと虫歯のリスクは上がります。
歯石のもととなる歯垢は、糖分と虫歯菌によって発生してしまうようなので、食べ物や飲み物に含まれる砂糖にも注意を払い、食後はお口の清潔を保ちましょう。

また、食事やおやつの時間は日ごろから決めておき、だらだらと食事をする事の無いようにしましょう。
パパやママなど家族が使用した食器(お箸やスプーンなど)を使用すると、家族から赤ちゃんに虫歯菌がうつってしまうので、赤ちゃんと家族の食器はわけて使用する事も大切です。


まとめ

以上、今回は歯石とは何か、どうして歯石ができるのか、歯石予防などについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
かわいい我が子の大切は乳歯を守るために、毎日の食生活やデンタルケアを見直してみるのも良いかもしれませんね。
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食事のあとにはお口(歯)のケアを行うことと、糖分の多いお菓子や飲み物は極力控えることに気を付けることで、歯石はできにくくなると思います。
うちは、おばあちゃんがりんごをすりおろした絞り汁を、毎日赤ちゃんのお風呂上りに100mlくらいあげていたので、果物も糖分が多いので注意するべきでした…。そのまま寝てしまったりもあったので歯石ができたのかなと。
でも、歯医者さんに歯石を取ってもらって、デンタルケアを教えてもらったあとには歯石はできませんでした。

もし歯石がついてしまっても、自分でつまようじなどで取ろうとせずに、歯医者さんにお任せしましょう。
乳歯といえど、大切な歯です。
虫歯にならないようにケアしてあげたり、定期的に歯医者さんに行くことをオススメします。