つわりの種類とその対策

つわりとは?

つわりとは妊娠初期から始まる、妊娠期特有の生理的現象です。
ムカムカする、吐き気がする、何か食べていないと気持ち悪い、においに敏感になる、だるい、眠い…など、症状は個人差がありさまざまです。
妊娠が判明して喜びも束の間、早い方だとすぐにつわりが始まります。
一般的には胎盤が完成する妊娠16週頃までつわりは続きますが、今回はつわりの種類とその対策をご紹介します。

つわりの種類は5つ

■吐きつわり
食事を食べているかどうかに関わらず一日中吐き気に悩まされ、実際に吐くような典型的なつわりのことです。
時には大好きな食べ物のにおいでさえも吐き気を催してしまい、食欲が無くなり偏食になってしまいがちです。
のどに負担をかけない様に楽に吐きやすい食べ物を選んで食べると良いですが、重い方だと全く食べ物がのどを通らず、水を飲むだけでもすぐ吐いてしまうほどです。
嘔吐をくり返してしまうことで、脱水症状や飢餓状態となる恐れもあるので、そんな場合は担当医に相談してみましょう。

■食べつわり
常に何か口にしていないと気分が悪くなる、空腹になると吐き気がひどくなるつわりです。
食べ過ぎても気持ち悪くなりますが、全く食べないとムカムカして胸焼けがし、つわりが悪化することが多くあります。
食べつわりの方は食事を摂る事はできるので栄養面では心配ないですが、急激な体重増加には気をつけて下さい。
小さいおにぎりやクラッカーをつまむと症状が軽減されることがあるようですが、これに限らず食べられそうなものを少しずつ食べる様にしましょう。

■においつわり
妊娠初期はにおいに敏感になり、苦手なにおいと平気なにおいが出てきますが、特に苦手なにおいが増えます。
ごみなどの悪臭だけでなく、煙草、食べ物、香水、生活臭など普段の何気ないにおいや、湯気なども苦手になる方が多くいます。
四六時中においで気持ち悪くなるほど敏感な時は、マスクを着用したり、ハーブやクリームなど平気な香りのものがあれば鼻の下に塗ったり貼ったりすると緩和されやすい様です。

■眠りつわり
妊娠前に比べるとずっと眠気を感じることが多く、起きている間は常に体がだるく眠い、または無性に眠気が襲ってきます。
つわりというと吐き気を連想してしまいますが、妊娠初期症状の一つとして、眠りつわりになる方もたくさんいます。
眠りつわりは、仕事中でも外出先でも眠くなり判断力も鈍ります。
強烈な眠気に襲われて無意識の内に眠ってしまうという事があるので、車の運転や料理(煮込み料理やお湯を沸かす等)は避けましょう。
無理せず休める時に、仮眠などを取って休むのが良いです。

■よだれつわり
あまり耳にしないつわりの種類だと思いますが、意外と多くの方が経験されています。
妊娠初期の間、よだれが増えてだらだらと出続けるつわりです。
差支えない程度のよだれしか出ない方もいれば、量が多くて口から出さずにいられない方、自分の唾液の味に不快感を感じ飲み込む事ができない方もいます。よだれが少ないうちは飴やガムで唾液の味が気にならなくなり、気分の悪さが和らぐと言う方もいます。
自分が食べられる物の中で、唾液の味を紛らわす事が出来るものを見つける事が大切です。
また、タオルをくわえたり外出中は中を見えないようにしたペットボトルや袋に唾液を吐いたり、枕元にティッシュや洗面器・バケツを用意したりして対処している方が多いようです。

つわりの種類は人それぞれ

症状には個人差があります。イライラや憂鬱感などの精神的不安定、頭痛・肩こり・耳詰まり感・呼吸困難・のどの不快感・腰痛などの体調不調が起きる方もいます。
ストレスをためない事や気分転換、家族の協力もつわりの症状を和らげてくれる要因になります。程度や症状によって対処の仕方も異なりますので、自分に合った対応を考えてみましょう。