葉酸って何?

胎児の成長には必要不可欠と言われているビタミン



葉酸は、お腹の中にいる赤ちゃんの成長には欠かせない栄養素として注目されています。葉酸はビタミンB群の仲間で、水溶性のビタミンです。
ちなみにビタミンB群の仲間としては、ほかにビタミンB1やB2、ナイアシン、B6、パントテン酸、ビオチン、B12の計8種類となっています。
その中の葉酸が発見されたのは、1941年のことでした。ほうれん草の葉から発見されたのが始まりです。
そんな葉酸とは、具体的にどういった効果効能があるのでしょうか。
これから妊活をするという人、妊娠中の人、授乳中の人。より葉酸の理解を深め、母子ともに健康な身体を手に入れましょう。

葉酸の由来はラテン語の「葉」から……?

葉酸の効果効能についてお話する前に、まずさわりとして「葉酸の由来」についてお話しましょう。
葉酸というのは、英語に訳すと「folic acid」と言います。元々ラテン語の「folium」という単語からそう名付けられました。「folium」というのは、ラテン語で「葉」を意味します。なぜかというと葉酸がほうれん草の葉から発見されたからなのです。ちなみに1941年に発見されました。

なぜ葉酸が注目され始めている?

ほうれん草

1941年にほうれん草の葉から発見された葉酸。
それからというものの、何かと注目を集めるようになりました。なぜ葉酸が注目され始めているのかというと、期待される葉酸の新たな効果効能があるからなのです。

例えば……

動脈硬化を引き起こす要因の1つと言われている、ホモシステインというアミノ酸があります。
これをメチオニンと呼ばれるアミノ酸への変換反応を助ける力があることがわかりました。
メチオニンは、血液中のコレステロール値を下げる役割があるということで知られています。

動脈硬化の危険因子とされているホモシステイン。
葉酸を含むビタミンB12やB6がホモシステインを抑制します。
ビタミンを摂取することで血中ホモシステインが低下すれば、虚血性心疾患予防にも繋がるという研究結果も出ています。
こういったことから葉酸は注目され始めているのです。

赤ちゃんとお母さんに欠かせない栄養素

葉酸などのビタミンを摂取することで、動脈硬化などの虚血性心疾患予防に繋がるという話をしました。
しかし葉酸が注目されるようになった要因は、それとはまた別のところにもあります。

それは、赤ちゃんとお母さんに欠かせない栄養素ということです。
葉酸というのは、代謝と関わりの深い栄養素です。
タンパク質や核酸の合成に働きかけ、細胞の生成や再生を助けてくれるのです。
それはつまり、新たな細胞が作り出される際には必要不可欠となる栄養素ということです。

産まれたての赤ちゃん

中でも核酸への働きかけは、お腹の中の赤ちゃんにとって大きな役割を果たします。核酸というのは、DNAやRNAのことを指します。DNAという言葉を聞いたことがあると思いますが、細胞核の中にある生命の根幹とも言えるものが核酸です。遺伝子情報を保存し、その遺伝子情報に従って身体をつくる司令を出す部分なのです。

そういったことから、赤ちゃんの新たな細胞がつくられていく妊娠期、授乳期のお母さんにとって葉酸は必須栄養素なのです。

2002年からは、母子手帳にも葉酸に関することが書かれているほどです。
またビタミンB12と一緒に赤血球の生成を助けてくれる造血ビタミンでもあります。

もし葉酸不足だったら赤ちゃんにはどんな影響がある?

「葉酸不足」が赤ちゃん対して、何らかの悪影響を及ぼす可能性があります。
そういったところも、葉酸が注目され始めた理由の1つと言えるでしょう。
では、葉酸が不足してしまうとどういった悪影響を及ぼしてしまうのでしょうか。
例えば、胎児の細胞分裂が活発に行われると言われる妊娠初期(4週~12週)。

この時期に不足してしまうと先天性疾患を招く危険性が高くなります。
中でも「二分脊椎症」と呼ばれる神経管閉鎖障害などを発症するリスクが高くなると言われています。

そして授乳期においても、葉酸の必要性というのは非常に大きいです。
授乳期に不足してしまうと、赤ちゃんの発育が遅れる可能性もあると言われているのです
また先ほども書きましたが、葉酸はビタミンB12と一緒に赤血球の生成を助けてくれる造血ビタミンでもあります。

赤血球の生成を助ける葉酸が不足してしまうと、心血管系疾患や悪性貧血を引き起こすことにも繋がり兼ねません。
ほかにも細胞生成を助ける働きがあるということから、細胞分裂が活発な部分で欠乏症状が現れやすいことがわかっています。
例えば免疫機能減衰、消化管機能異常といった欠乏症状が挙げられます。

葉酸が不足しがちの人はどんな人?

葉酸が不足しがちの人には、どういった人がいるのでしょうか。
よく言われているのは、お酒を大量に飲む人です。
ほかにもアスピリンや避妊薬のピルを飲んでいる人も、葉酸が不足しやすくなると言われています。

妊婦

そういった人は、特に意識して葉酸を摂取する必要があります。葉酸は、赤ちゃんやお母さんだけに必要な栄養素というわけではありません。人の身体に欠かせない、とても大切な栄養素なのです。


葉酸を摂取し過ぎるとどうなる?

赤ちゃんやお母さんに限らず、人の身体に欠かせない葉酸。
ここでも、幾度となくその重要性を説いてきました。
では逆に、葉酸を摂取し過ぎてしまった場合はどうなのでしょうか。
葉酸の過剰摂取による疾患は認められていない、というのが現状です。
必要とされる摂取量を越えてしまったとしても、葉酸は水溶性ビタミンなので摂り過ぎた分は尿として排出されます。

ですから「過剰摂取」という点に関しては、それほど敏感に考える必要はありません。
むしろ不足しがちの人が多い世の中ですから、積極的な摂取を心がけることが大切です。

妊活をするにあたって望ましい摂取量

葉酸は、これからの妊娠を計画している女性や現在妊娠中・授乳中の女性にとって欠かせません。では、そういった女性に望ましい葉酸の摂取量はどれくらいなのでしょうか。

妊娠を計画中の女性であれば、1日400μgが望ましいと言われています。妊婦の方であれば、440μgが推奨量と言われています。

1日に葉酸400μgを食べ物から摂取しようと思ったら、何をどれくらい食べればいいのでしょうか。
ほうれん草だと約200gを食べる必要があります。
ほうれん草200gは、1把分相当です。
毎日、ほうれん草200gを食べ続けるというのは、正直のところ大変です。
もちろんほうれん草以外にも、葉酸を含む食べ物はいくつかあります。
ですから使用する食材やメニュー、調理方法などの工夫も大切となってくるでしょう。

葉酸を摂取できる食材一覧はこちら

そうは言っても、その工夫にも限界があると思います。
そこで使用すると非常に摂取が楽になり助かるのが、「葉酸サプリ」です。


サプリメントで効率良く葉酸を摂取

葉酸サプリは、葉酸やその他のビタミンB群などの成分が配合されたサプリメントのことです。

妊娠を計画している女性、妊娠中・授乳中の女性に欠かせない栄養素や成分を簡単に摂取することができます。
中には、美容成分なども配合されている葉酸サプリもあります。
葉酸サプリと一言に言っても、さまざまなメーカーから発売されています。

メーカーによって、価格帯はもちろん含有成分、容量などさまざまな点で違いがあります。
赤ちゃんやお母さんにとって、必要不可欠となる葉酸。

そしてその葉酸を効率良く摂取できる葉酸サプリ。
これから妊活を始めるという女性の方が、より良い葉酸サプリを選べるようにぜひ本サイトをご活用ください。